7月16日(月)海の日
作州城東屋敷にて、学生合同研修会が行われました。
本校以外に、美作高校と津山高専の茶道部員が参加しました。
本校が一番にお点前をしました。
先生方や他の部員たちにぐるりと取り囲まれ、とても緊張しました。
畳の部屋で四畳半の設定で、薄茶点前を披露しました。
本格的に席入りから始めました。足の運び方が決まっており、右か左か思わず迷ってしまいました。席入りをしたら、まずお床の拝見をします。
拝見後、亭主が入り、いよいよお点前が始まります。
今回は、夏にぴったりの本田先生のご自慢のお茶碗、「鳴門」ででいただきました。
名前のとおり、茶碗の茶だまりに渦の模様があり、鳴門の渦潮を彷彿させました。
亭主とお客の問答も、自然な会話として、間違えることなくやり取りできました。
お点前の順序と所作の美しさを意識し、お稽古時に本田先生に指摘されたことを思い出しながら
頑張りました。
正座で足もビリビリにしびれましたが、崩さずに耐え抜くことができました。
お点前が一段落すると、お棗とお茶杓の拝見をします。
棗は、本田先生が用意してくださったもので、ガラス製の容器にカエデの蒔絵が施されていました。ガラス製の棗は初めてで、抹茶が入ると、より涼しげに見えて、とてもきれいでした。
なんとか最後まで通すことができて、ほっとしました。
間違えたところもありましたが、先生方に、「落ち着いてしっかりとできていました」と
褒めていただくことができました。練習した成果が発揮できたと思います。
次に、美作高校が、八畳の設定で、「洗い茶巾点前」を披露しました。棚を置き、風情のある夏のお点前を見学することができました。
お点前の後は、全員で割り稽古をしました。忘れかけていたところもあり、初心に返ることができて良かったです。
次の発表会は、秋の茶会(観月茶会)です。
新しいことにもひるまずに挑戦していきたいと思います。