12月14日(土)
畳で薄茶のお稽古をしました。
本田先生に、「今日は何の日?」と突然聞かれ、みんな黙り込んでしまいました。
今日は、赤穂浪士の討ち入りの日だそうです。
今日用いたお茶杓のご銘に、「討ち入り」と名づけてもいいとのことでした。
もし季節感を出すなら、例えば、「枯れ野」などがふさわしいようです。
風物詩だけではなく、日本の史実にも「和」の要素を見い出し、茶道の世界にオーバーラップさせる
こともあるようで、意外でした。
でも、「討ち入り」の雰囲気を、茶道でどのように表現
するのか、全く見当もつきません。
お床の掛け軸やお花、お道具やお菓子、お茶碗の形や色、
模様などで工夫するようですが、難しそうです。
今年最後のお稽古になりそうです。
今日学んだことを忘れないように、指摘されたことを帰宅したら記録しておこうと思います。
お稽古中のメモは禁止されています。
利休百首に、「目にも見よ耳にもふれよ香を嗅ぎてことを問ひつつよく合点せよ」という歌がありま
す。感覚で、全身でお点前を習得するのが大事なのです。